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組み合わせを考える・・2

2008年09月25日 01:56


さて、実際に小型ヤッコのペア飼育を目標に立てたアナタ、魚種は決まりましたか?

シマ?スミレ?いいですね、ハイブリッド?格好良いですね。

ですがその辺りのグループは飼育にポイントがありますし(本当の長期飼育という意味での)、まずは丈夫でペアリングが比較的容易なグループで実績を作ってから始めても遅くありませんよ。

それではグループごとに説明をしながら決めてみましょうか。


クシピポプス亜属

分類1
チェルブ、 フィッシャーズ、カリビアンフレームバック、アフリカンフレームバック、レスプレ


◆分類1の解説
私の経験では恐らく最も飼育が容易なグループではないでしょうか。
混泳においても他の大きな魚と一緒にしても動じず、タフな面があります。


分類2
アカハラ、ダイダイ、ルリ、フレーム、ポッターズ


◆分類2の解説
通称「赤いヤツ」のグループです。
雄と雌の見分けも容易に出来る種類でそれだけにペアリングも調整しやすいです。
この類は様々なパターンで交雑個体(ハイブリッド)がいるので比較的交雑にも挑戦しやすいのでは。


分類3
マルチカラー、ココスピグミー、レンテン


◆分類3の解説
クシピポプス亜属の中では意外と「クセ者」の類。
どの個体も気が強く、その性格を考慮した導入が必要。
ですが、気の強い個体は意外とペアリングはし易い。


ケントロピーゲ亜属

分類1
ナメラ、レモンピール、エイブリー


◆分類1の解説
簡単そうで難しい類。
どれも安価で手に入り易く、飼い込むことで色揚がりして美麗になるが、人気は今ひとつ。
レモンxナメラは交配しやすいようでショップに交雑個体(ハイブリッド)が頻繁に入荷する。

分類2
ソメワケ、ヘラルド、アブラ、オハグロ、イエローフィン、メニィスパインド


◆分類2の解説
おそらくケントロピーゲの中では最もペア飼育が難しい類。
ここをクリア出来ればペアリングマスターと個人的には思っている。

分類3
スミレ、シマ、ペパーミント


◆分類3の解説
そもそもケントロピーゲ亜属と思わないほうが良い程、他のグループとは異なる。
スミレは昨今状態の良い個体が多く入荷するようになり、飼育難易度は低めになった。
シマヤッコはそもそもの性格が臆病なので、飼育環境に細心の注意を要する。 

分類4 、分類5
アヤメ 、ゴールデン


◆分類4、5の解説
飼育経験が無いので省きます。 まずは長期飼育を目標にすべき類と思う。


★1番手を出しやすいのはクシピポプス亜属の分類1(チェルブ等)、分類2(アカハラ、フレーム等)でしょう。 最初はこの辺りの種からトライするのをお勧めします。
逆に難しいと思われるのはケントロピーゲ亜属の分類2(ソメワケ等)でしょう。上級者向けといったところでしょうか。 ひとつだけ言えるのは、交雑個体(ハイブリッド)を使ったペアリングはあまりお勧め出来ません。 どの交雑個体の傾向を見ても性格が悪く、ペアリングを目指すには許容範囲を超えているので、究極のペアリングはハイブリッド同士の交配かもしれません。

●余談・・・以前コーラルフィッシュにて青木氏がDSB水槽でオハグロ、イエローフィン、メニィスパインド3種を混泳させ、しかもその内2種のペア化に成功した事例を読んで唖然とした覚えがあります。
しかもその事例をさらっと記事にしていたのですよ・・・
その時、自分はまだまだだと再認識致しました。


スミレに時間差攻撃

2008年09月16日 12:15

正面から眺めていると、こちらばかり気にしているスミレ。
横からが盲点らしい(笑)
良い感じになってきています。 あとは成長するだけ。




組み合わせを考える

2008年09月13日 01:13

135

小型ヤッコのペア飼育、まずは一番大事なタンクメイト選びから始めましょう。

小型ヤッコ(ケントロピーゲ Centropyge)には、ケントロピーゲ亜属とクシピポプス亜属というグループに分かれています。



クシピポプス亜属

分類1
チェルブピグミー・エンゼルフィッシュ
フィッシャーズ・エンゼルフィッシュ
カリビアンフレームバック・エンゼルフィシュ
アフリカンフレームバック・エンゼルフィッシュ
レスプレンデントピグミー・エンゼルフィッシュ

分類2
アカハラヤッコ
ダイダイヤッコ
ルリヤッコ
フレームエンゼル
ポッターズピグミー・エンゼルフィッシュ

分類3
マルチカラー・エンゼルフィッシュ
ココスピグミー・エンゼルフィッシュ
レンテンヤッコ


ケントロピーゲ亜属

分類1
ナメラヤッコ
コガネヤッコ(レモンピール)
エイブリー・エンゼルフィッシュ

分類2
ソメワケヤッコ
ヘラルドヤッコ
アブラヤッコ
オハグロヤッコ
イエローフィンエンゼルフィッシュ
メニィスパインド・エンゼルフィッシュ

分類3
スミレヤッコ
シマヤッコ
ペパーミント・エンゼルフィッシュ

分類4
アヤメヤッコ(コリンズピグミー)

分類5
ゴールデン・エンゼルフィッシュ

※今後入荷の見込めないものや希少種は省く

以上の分類に分かれており、ペアリングをしやすいグループ、飼育さえ困難なグループもあります。

一般的には「飼育難易度高めのケントロピーゲ亜属、飼い易いクシピポプス亜属」と言われており、ペアリングの難易度もそれに準じてクシピポプス亜属の方がし易いですが、最近の傾向として、全般的にフィリピンやインドネシアの入荷個体の状態が良く、餌付きも良いのでどちらの難易度も同じくらいになるのではないでしょうか。

実際、私が最初にペアリングに没頭していた10年以上前は、シマ、スミレ共ペアリングどころか1ヶ月以上生きる個体さえ見当たらず、苦労して餌付いた個体でも2~3ヶ月で突然死なんて当たり前でした。 当時スミレのペアリングは1回も成功しませんでしたが、成功しなかったと言うよりも生き永らえる個体に逢えなかったと言った方が良いかもしれません。

現在は5センチ以下の個体は容易に手に入りますし、しっかりとショップで目利きすれば長期飼育は可能と思います。

さあ、あなたはどのサカナでペア飼育に挑戦しますか?


ヤッコのペア飼育を始める前に

2008年09月01日 12:33

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アクアリウムでは、様々な形の飼育スタイルがありますが、
皆様はどのようなコンセプトで飼育されていますでしょうか?

大型水槽に多種様々な魚を泳がせた混泳水槽、ミドリイシをふんだんに盛り込んだサンゴ水槽、ブルーライトに妖しく照らされたLPSの間をハナダイの群れが鮮やかに泳ぐ、なんてのも良いですね。
永らくこの趣味にトライしていると、陰日サンゴに情熱を傾ける時も来るでしょう。

私が長いこと魅せられ続けたのは、「小型ヤッコのペアが仲睦まじく泳ぐ水槽」でした。

同じ色彩の魚があっちをヒラヒラ、こっちをヒラヒラと泳ぐ光景は
水槽のビジュアル的にも結構バランスが良いのですよ。
いつ、どういった動機でペアリングに没頭し始めたのかは・・・

東京在住時に大型水槽で採集したチョウチョウウオやスズメダイ等を飼育していた時なのですが、友人が採集してきたアカハラヤッコを数匹貰いまして、ウチの水槽で飼育していました。

ある日、夕方ボーっと水槽を見ていたら2匹でケンカをしているような、そうでないような?
一方が突っつき倒しているというのでしょうか。でも、虐めているようにも見えない。
片方の下腹を突っつきながら水面近くまで上がって行き、そこで水槽内がパアッと濁ったのです。

私は慌てて隣の部屋にいた友人にそれを見せると、「ああ、それはヤッコの求愛行動よ(Nuzzling:鼻を擦り付ける行動)ダイバーだったら良く見かける光景よ」と、言われました。 (友人は女性ダイバーです)

ナズリング?求愛行動? どうやら、何もしていないのにアカハラヤッコ達はいつの間にかペアになっていたようで、その後も毎日の様に求愛行動は確認出来ました。

それがきっかけで興味を持ったのが初めです。

そのアカハラヤッコの求愛行動(産卵活動とも言います)は約一年半、毎日確認されました。
普通、自然界のヤッコは産卵期というのがあって、春先から夏の終わりにかけて行われるのが普通だと教わり、疑問点もあったのですが後に、どうやら周年産卵は水槽内でのみ確認されるということを知りました。

さて、今後、ペアリングから産卵までの大体の流れや大まかなコツみたいなのを書き記して行きますが、私がどうして記事にしようかと思ったのは理由があります。

これからペア飼育を始めようという方、同種の混泳でさえ難しいと言われる海水魚飼育です、どうかいたずらに興味本位で始めるというのだけは止めて下さいねm(_ _)m
考えも無しにサカナ入れていっても殺すだけですから。
 
もしもどうしても始めたい方は、これから記事にすることを参考程度にお読み下さい。
しかし、記事通りにしてもペアにならないこともあります。それは相手が「生き物」だからです。
飼育者は、お魚の生活を補助してあげることしか出来ません。ですので確率が上がるポイントだという感じで読んでください。


最後に、私が今までにペア飼育してきて思うことですが、「ペアになった生体は寿命が短くなる」と思って下さい。周年産卵の例も挙げたとおり、産卵活動によって寿命が短くなっていると感じるのです。もしかしたら、水槽飼育ではペアにならない方が良いのではなんて最近感じます。


繁殖まで成功できればこの想いも和らぐのですが。


スミレヤッコ混泳1週間半経過

2008年05月05日 00:20



さて、隔離されている生体も無く、混泳を始めて1週間半経過しました。

結果から言うと、ちょっと微妙ではありますがバランスは取れそうです。
時々親分スミレが執拗にチビを追い回しますが、チビの逃げ足の速さと図太さで今後も上手くいきそうです。

お互い全く無関心が一番ペアにはならないパターンですから良しとしましょう。

それよりも、前回レイアウトを変更したときの位置関係が良くなかったのか、アワサンゴがナガレハナのスイーパーにやられて半分禿げましたorz

ナガレハナのスイーパーの攻撃力をすっかり忘れていました・・




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